
ヘナは、ミソハギ科指甲花の葉を原料としたカラートリートメントで、髪に使える唯一の天然染料としてインドでは古代から利用されてきました。
化学染料とは異なり、天然成分からできていますので、髪や頭皮にやさしく、髪のトラブルに悩んでいる方に最適です。

原産地はインド等の西南アジアや、エジプト等の北アフリカで、なかでもインド・ラジャスタン産が世界最大にして最高品質のブランドです。
インドでは、毛染めとトリートメントとしてだけではなく、伝承医学(アーユル・ヴェーダ)に使われています。
葉から搾取した油は頭痛薬として、煎じた葉の汁は火傷治療や水泡治療として、その他肝臓病、皮膚ガン治療にと、その多様性が万能薬として広く知られています。
ヘナは世界中に普及しており(欧米で70%)安全性は広く認知されていますが、絶対安全なものではありません。
しかし、従来の化学染毛剤が、タール系色素の使用を取り沙汰されているのに比べ、ヘナは有機栽培された葉を原料にした天然素材の植物染料(多少鉱物入りもある)ですので、安全性は高いといえます。日本子孫基金(東京都千代田区)も、ヘナを安全な染料と推薦しています。(天然 100% のヘナ)